2010-01-01から1年間の記事一覧

大晦日。

今年もあと数分で終りです。 2010年も、多くの皆さんにお世話になりました。 ほんとうにありがとうございました。 みなさん、よいお年を!

今年も暮れていきます。

2010年もいよいよ暮れていきます。 去年の今頃は、『森崎書店の日々』の現場が終って、編集をやりつつ、年が明けたらすぐにクランクインするはずの『ゲゲゲの女房』の準備をしつつ、その後にクランクインする『海炭市叙景』の準備をすすめていました。 いろ…

吉祥寺で。

今日は、来年春にクランクインする新作映画のために吉祥寺でシナリオハンティング(シナハン)です。 シナリオハンティングでは、監督と脚本家と一緒に舞台となる町を歩き、シナリオのイメージを具体的に話していきます。 とにかく、途中でバウスシアターに…

京都で。

京都みなみ会館の藤原さんからファックスをいただきました。 1/8から関西では『海炭市叙景』の上映が始まります。 『海炭市叙景』と『森崎書店の日々』の公開記念企画として、関西でブックスタンプラリー(古書店、大型店とりまぜ2店舗分のスタンプを集める…

昨日、音羽館で。

昨日、西荻窪にある古書店音羽館を訪ねました。 音羽館は、西荻ブックマークでお馴染みの古本屋さんです。 西荻ブックマークで行われたイヴェントが、佐藤泰志さんの再評価の口火のひとつとなったことは、これまで何度も紹介した通りです。 音羽館の広瀬さん…

如月小春さん

『俳優の領分』をお書きになった如月小春さんは、ご存知のように劇作家で演出家でした。残念ながら如月さんは、2000年に急逝されてしまいました。 わたしは、一観客として如月さんのお芝居を何度か見ました。 『MORAL』『夜の学校』『A・R ― 芥川龍之介素描…

朱雀家の滅亡

三島由紀夫の戯曲『朱雀家の滅亡』を初めて読みました。 これは、とても興味深い戯曲です。 しかし、わたしには、やってみないと分からないことがたくさんある戯曲でした。やってみないと、というのは、実際に舞台でやってみないと、ということです。 昔、チ…

まだまだ本屋さんの感想

渋谷ユーロスペースほかで上映中の『海炭市叙景』ですが、まだまだ本屋さんから感想を送っていただいています。 公式HPにもアップしましたが、こちらにも転載しておこうと思います。 「せつなくてやるせない気持ちで一杯です。小栗康平監督の「泥の河」を観…

中村伸郎さんのこと

もちろん面識があるわけでは、ありません。 でも、おそらく一番好きな俳優と言われたら、中村さんの名前をあげると思います。 様々な映画の、特に小津安二郎監督作品の中での中村さんは印象的ですが、すぐに思い出されのは、晩年の舞台の上で見た中村さんの…

初期の鈴木卓爾監督。

今日は打ち合わせをしたり、デスクワークをしたり。 そうそう、この告知もまだでした。 神戸の神戸映画資料館で、12/23〜26に『私は猫ストーカー』と『ゲゲゲの女房』の監督である鈴木卓爾監督の高校生時代の8ミリ作品から、1988年にぴあフィルムフェスティ…

中村恵一さんからのお手紙と高崎映画祭

渋谷ユーロスペースほかで公開中の『海炭市叙景』ですが、小学館文庫の原作がなんと6刷が決定したそうです。凄いです…。今日はずっとデスクワークでしたが、資料探しから帰ると、一通の郵便がポストに入っていました。 それは、中村恵一さんという方からの郵…

あっと言う間に…。

あっと言う間に12月が走り去って行きます。 そう言えば、『私は猫ストーカー』でお店をお借りした古書猫額洞さんが、『ゲゲゲの女房』をご覧になったようです。http://byogakudo.exblog.jp/「今でも日本映画が、今という形で存在している。すごいことだ。そ…

初日を終えて

昨日は『海炭市叙景』の初日でした。 ほんとうによい初日を迎えることができて、よかったです。 この映画は、この映画に関わった人たちのそれぞれの転機に立ち会った映画となったのだと思います。 逆に言えば、ここからが新たなスタートになるのだ、いうこと…

本日、『海炭市叙景』初日でした!

本日、渋谷ユーロスペース、川崎市アートセンター、横浜シネマ・ジャック&ベティ、札幌シアターキノ、苫小牧シネマトーラス、CINEとかちプリンス劇場、福岡KBCシネマで始まりました! もちろん函館シネマアイリスは絶賛上映中です。http://www.kaitanshi.co…

市民から市民へ

いよいよ明日から、佐藤泰志原作、熊切和嘉監督作品『海炭市叙景』の公開が渋谷ユーロスペース,川崎市アートセンター、横浜シネマ・ジャック&ベティ、札幌シアターキノ、苫小牧シネマトーラス、CINEとかちプリンス劇場、福岡KBCシネマで始まります! ユーロ…

正津勉さんの追悼詩と

今日は、来年制作する映画の打ち合わせがあったり、『海炭市叙景』の新聞広告の進行があったりでバタバタでした。 そんな中で、先日試写にいらしていただいた詩人の正津勉さんから、『海炭市叙景』の原作である佐藤泰志さんへの追悼詩の掲載のご許可をいただ…

本屋さんの感想。

昨日も書いたのですが、本屋さんの感想をいただいています。 HPにも掲載させていただいたのですが、ここにも転載しておこうと思います。 「海炭市に生きる人々の5つの叙景。そのどれもがはりつめた白い空気の中できれそうな程、危なっかしいものだった。5…

あるスーツの話

熊切和嘉監督作品『海炭市叙景』の公開が、今週末に迫って、なんだかドタバタしています。 夜は大抵ユーロスペースにいます。 書店員さん試写というのをやっているのです。 原作の小学館文庫の『海炭市叙景』が5刷となり、品薄だとお話も聞くのですが、東京…

町の映画

昨日、アラン・パーカー監督の『コミットメンツ』を見た後、頭の中が『コミットメンツ』を巡ってグルグルしています。 町の映画が好きなのだと思います。 先日、東京堂書店でのイヴェントで川本三郎さんが言っていらしたことでもあるのですが、町、人の生き…

新宿武蔵野館で宮藤官九郎さんのトークでした。

今日は、新宿武蔵野館で、『ゲゲゲの女房』のトークショーが行われました。 ゲストは、鈴木卓爾監督と宮藤官九郎さん。 宮藤さんは、下北沢で上演中の大人計画の公演『母を逃がす』の終演後、劇場に駆け付けてくれました。 満員のお客様。ありがとうございま…

初日舞台挨拶情報です!

お待たせしました! 『海炭市叙景』の初日舞台挨拶の情報です。12月18日(土)、渋谷ユーロスペースと川崎市アートセンターにて、初日舞台挨拶を行います。皆さん、ぜひご来場ください! ■渋谷ユーロスペース 10:30の回上映後&13:30の回上映…

北條さんの動画コメント

『アブラクサスの祭』の加藤直輝監督や『ヘヴンズ ストーリー』の瀬々敬久監督や『海炭市叙景』をご覧いただいた皆さんから、次々とコメントをお寄せいただいて、公式HPが様々に姿を変えていくのが、とても嬉しく、面白く感じます。 今回、この映画をかけて…

川崎市アートセンターの取り組み〜副音声ガイド付き上映

『海炭市叙景』の公式HPにもニュースでアップしたのですが、こちらにも書いておこうと思います。 こうした取り組みをしているのは、川崎市アートセンターだけではありませんが、とても重要なことだと思います。 視覚障害者の方だけでなく、聴覚障害者の方へ…

会議!会議!!

シネマニラ国際映画祭でのW受賞をうけて、多くの皆さんからお祝いのメールをいただきました。 ほんとうにありがとうございました。 そんな日に東京堂書店でイヴェントもあり、集まっていただいた皆さんにご報告することができたのも嬉しいです。 映画化を機…

昨日は東京堂書店のイヴェントでした。

昨日は神田神保町の東京堂書店でのイヴェントでした。 評論家の川本三郎さんの講演に続き、川本さん、脚本の宇治田隆史さんとともに短い時間でしたが、お話をさせていただきました。 そうそう、川本さんは小学館文庫の『海炭市叙景』の解説をお書きになって…

第12回シネマニラ国際映画祭でW受賞です!

『海炭市叙景』が5日閉幕した第12回シネマニラ国際映画祭(フィリピン)でグランプリ(Lino Brocka Grand Prize)と最優秀俳優賞(アンサンブル・キャスト)(Vic Silayan Award for Best Actor)の2賞を受賞しました!! http://www.cinemanila.org/2010/ グラン…

川崎市アートセンターへの道順

気が付いたら、カウンターが300000を突破していました。 このブログも、まる三年。 お付き合いいただいて、ありがとうございます!この間、新百合ケ丘駅に行ったので、川崎市アートセンターへの道順も撮ってきました。ご存知の方も多いとは思いますが、ご案…

月曜日は、東京堂書店でイヴェントです。

12月6日(月)、東京堂書店神田本店にて、『海炭市叙景』文庫刊行&映画公開記念のトークイベントを行います。評論家の川本三郎さん、映画『海炭市叙景』の脚本家・宇治田隆史さんが登壇されます。 日時:12月6日(月)18:30〜20:30(開場1…

明日から関西で公開です!

明日から『ゲゲゲの女房』の関西公開が始まります! 是非お近くの皆さんは、ご覧いただければ幸いです。詳しくは、こちらから。http://www.gegege-eiga.com/theaters.htmlそして、下記のような日程で、トークショーも開催されます。 【東京開催】 ・12/4(土…

日本映画大学の取材でした。

今日は、日本映画大学のNHKニュースの取材があり、一日、新百合ケ丘にある日本映画大学に行っていました。先日は、外からしか見ることが出来なかったのですが、新しく出来上がる白山校舎の中にも入れていただきました。 そして、『教育者・今村昌平』(キネ…