初日を終えて

slowlearner_m2010-12-19


昨日は『海炭市叙景』の初日でした。
ほんとうによい初日を迎えることができて、よかったです。
この映画は、この映画に関わった人たちのそれぞれの転機に立ち会った映画となったのだと思います。
逆に言えば、ここからが新たなスタートになるのだ、いうことも出来るでしょう。
昨日、みんなの話しを聞きながら、そんなことを思いました。
一本の映画は、様々な次の展開と課題を生みます。

以前、アルチュセールが、われわれは、ホーボーのように行先がわからなくても列車に飛び乗るのだ、と書いていたのを読んだことがあります。

初日は、そんな衝動にわたしたちを誘います。