明日はセミ・オールラッシュです。

slowlearner_m2010-03-17



明日は、鈴木卓爾監督作品『ゲゲゲの女房』のセミ・オールラッシュです。
大きなスクリーンに投影して、ここまで編集した映画を見ます。
そして、また直すべきところを探るのです。








昨晩は遅くに、久しぶりにもう何度見たか分かりませんが、ジョン・カサヴェテスの出演している作品をビデオで見直しました。一晩の話なのですが、とてもよくて、しかも低予算なので、ほとんどカサヴェテスを含め二人っきりの話です。今日、本屋の棚を見ていたら、テネシー・ウィリアムズの一幕劇の戯曲やエドワード・オールビーの『動物園物語』の文庫本が目に入って、こういう芝居の系譜が、映画に繋がっているのだな、とも思ったのです。



カサヴェテスが生きていたら、もう80歳を越えているのですね。

カサヴェテスが、どこかのインタビューに答えて、こんなことを言っていたのを読んだことがあります。
監督は、インタビュアーのようなものだ、と。いい答えを引き出すために、幾つも質問をする。
そして、面白い答えが帰って来たら、じっと聞き手に徹するのだ、と。
この話が、とても好きです。