編集室に行ってきました。

slowlearner_m2010-03-16



鈴木卓爾監督作品『ゲゲゲの女房』の編集中です。
昨晩は編集室に顔を出しました。
編集は面白いです。ちょっとの修正で、全然印象が変わってしまいます。それだけに、もちろん怖い作業なのですが。
編集がデジタルになって、映画を紡いでいくあり方がずいぶん変わった気がします。もちろん、よい面ばかりではありmせん。映画全体を俯瞰的に見ることができるようになったことと、細部を複雑にいじれるようになった気がします。しかし、これはよい面ばかりではないと考えています。

そろそろ編集も大詰めです。







最近は結城昌治さんの『終着駅』を読んでいました。



終戦後の無名の人たちの死を描いた傑作だと思います。そして『志ん生一代』を書いた結城さんのことですから、この小説の発想の基には、落語「らくだ」があったと思うのですが、どうでしょう?