吉田良子監督と打ち合わせ

slowlearner_m2012-03-08



今日は『惑星のかけら』の吉田良子監督と打ち合わせ。
そのあと高野慎三さんの“万力のある家”へ。
高野さんは、つげ義春つげ忠男林静一佐々木マキ滝田ゆうなどの編集者としてマンガ雑誌『ガロ』に関わった後、北冬書房を設立し、“万力のある家”は、北冬書房であり、高野さんの本屋さんでもあります。
行くと、映画監督でもある山田勇男さんの“人魚の夜と夜:山田勇男人魚幻想画展”が開かれていました。


http://manriki.sanpal.co.jp/information/


つげ忠男安部慎一伊藤重夫湊谷夢吉…偏愛する漫画家たちです。
山田さんの映画の協力者でもあった湊谷夢吉さんは、88年に癌でお亡くなりになりました。
「ブリキの蚕」は、いつまでも大切な作品です。
昨日、山本タカアキさんにミックスをいただいた『ロボとミリ』にも影を落としています。
新刊の本屋さんに湊谷さんの漫画がおいてあることはほとんどありませんが、“万力のある家”に行くと、『紅龍異聞』がまだ棚に並んでいて、なんだか嬉しくなるのです。


http://www.gogorocket.jp/cosmos/cosmos.html



かつてアスペクトから出た湊谷さんの作品集窂『ブリキの蚕』。
装丁は、『踊るミシン』の漫画家でデザイナーとして活躍する伊藤重夫さん。
機会があったら、是非読んでみて下さい。