しりとりみたいに…。

slowlearner_m2011-03-09



なんだかんだと、やっぱりまだまだ大詰めです。
昼食を食べる暇もありませんでした…。
パンフレットの作業も終了しました。
文字少なめという宣言をしたのですが、全然そんなことはなくて、やはり今回も文字が多い…もはや性かと思います…。
イレイン・メイ監督からも、今回の日本初公開に寄せてメッセージをいただきました。川口敦子さん、小柳帝さんの映画評のほかに、先日の西島秀俊さんのイヴェントの模様も再録。是非、劇場においでの際は手に取ってみてください。



洋画を配給する楽しみのひとつは、一本の映画から、まるで「しりとり」みたいに興味と好奇心が広がって行くことかもしれません。
映画を配給すると、その映画に出会わなければ、絶対に触れることのなかった世界に足を踏み入れることがままあります。
初めて、それを思ったのは、シネマ・キャッツで『ヤング・ソウル・レベルズ』というアイザック・ジュリアン監督の作品を宣伝したときです。



いい映画でした。
当時は、ゲイをテーマした映画のこともあまり知りませんでしたし、この映画に関わることで音楽、デザイン、ゲイとパンクの関係、黒人であるアイザック・ジュリアン監督の姿勢のことなどなど、様々に興味が広がって行くのでした。

『マイキー&ニッキー』でもまた、そんな感じを味わっているのです。