ネッド・ビーティ!

slowlearner_m2011-02-28



今日は雨で寒くなりました。
一時は雪になるかと思いましたが…霙まじりという感じでしょうか。月末の仕事をして、デスクワーク。そして、打ち合わせです。3月にクランクインする映画の脚本直しも送られて来て、制作部も演出部も一喜一憂しながら準備です。明日は、さらに決定稿にむけての打ち合わせがあります。



『マイキー&ニッキー』で逃げ回るカサヴェテスを追いかける殺し屋を演じているのがネッド・ビーティです。この映画、サンフォード・マイズナーといい、なかなか渋いキャスティングです。

1937年生まれ。トランシルバニア大学中退後、19歳で舞台デビュー。70以上の舞台作品に出演。映画デビューは、バート・レイノルズジョン・ヴォイト主演のジョン・ブアマン監督作品『脱出』(72)で映画デビュー。アカデミー助演男優賞だけでなく、エミー賞ゴールデン・グローブ賞に何度もノミネートされている名脇役です。最近では『トイストーリー3』の“ロッツォ”の声を担当しているそうです。『マイキー&ニッキー』の監督イレイン・メイの元相方マイク・ニコルズ監督の『チャーリー・ウィルソンズ・ウォー』(07)にも出演してましたね。



でも、ネッド・ビーティといえば、スティーブン・スピルバーグ監督の『1941』(79)を思い出します。『マイキー&ニッキー』の3年後です。殺し屋の役をネッド・ビーティにふり、ボヤキまくる芝居にイレイン・メイのコメディ・センスを感じます。結末は言いませんが、ネッド・ビーティでないとこの役はいけなかったのです。



昨日の井の頭公園の夕暮れ。
いろいろなことがあるなー、と思います。