今日は子役のオーディションでした。

みなさん、コメントをありがとうございました。
『ワン・トリック・ポニー』は昨日も書いたように未見なのですが、ちょっと言うか、かなり見てみたくなりました。
若い頃、ボブ・ディランの監督した映画『レナルド＆クララ』が、どうしても見たくて、新宿のブート屋をうろうろしたことをふと思い出しました。
確か、稲川方人さんの評論を読んで、見たくなったのだと思います。
目指すビデオは、ブート屋で買って、思いを果たしたのでした。でも、あのビデオはどこにあるのだろう？
転居を繰り返すうちに、どこにあるのか分からなくなってしまいました。これも、もう一度見たい映画です。

『レナルド＆クララ』に出演しているジョーン・バエズ。
“アンサンブル”と“ハーモニー”の違いについては上手く書くことができません…。
でも、多分他者との関係の持ち方について考えているのだと思います。人を自分の思い通りにするのとは、対局にあるような関係。でも、そのためにはカサヴェテスの言うように、たくさんの質問を他者に“投げかける”ことからしかうまれないのでしょうし、それを楽しむことも重要ななことだと考えています。
映画の現場にモニターがあるのが、あまり好きではありません。むしろ嫌いです。
モニターがあることによって、キャメラマンと監督のコミュニケーションが少なくなっているような気がするのです。
監督は他者としてのキャメラマンと“アンサンブル”を楽しむことなく、むしろ自分の絵にキャメラマンを従わせること、キャメラマンを単にオペレーターにすることが多くなっているような気がするのです。
どんな絵になっているのか、ドキドキしながらラッシュを見るのも楽しいじゃないですか。

今日は子役のオーディションでした。
横浜の北仲スクールでは、『マイキー＆ニッキー』の予告を上映していただきました。
ありがとうございます！