今日は打ち合わせをしたりデスクワークをしたり。

slowlearner_m2011-01-25



今日は、打ち合わせをしたり、デスクワークをしたり。
東京は、昨日は雨が降ったのですね。
夜から、どうも首が痛いと思っていたのですが、事務所の中で仕事をずっとしていたので、全然気が付きませんでした。
しかし、体は正直です。



市川崑監督の『股旅』のパンフレットを読んでいたら、インタビュ−で「渡世人」の姿をずっと映画にしたいと考えていた、という発言の後に、映画で育ったころの映画に対する憧憬を語っているところがありました。そこでタイトルがあげられていたのは、マキノ正博監督の『浪人街』『首の座』『蹴合鶏』、山中貞雄監督の『抱寝の長脇差』からはじまる作品、伊藤大輔監督の『忠治旅日記』…。

『忠治旅日記』!
見に行きました。発掘された断片がフィルムセンターで上映された時です。ですから、三部作のすべてを観たわけではないのですが、忘れ難い作品です…。

長谷川伸がまず書きたかったことは、おそらくは明治末期から大正時代における、土工その他の渡り職人の世界の生活とモラルであり、結果としてそれは、日本の近代化の過程において急激に発生した無組織の流れ者の労働者たち、すなわちルンペン・プロレタリアートの生活とモラルを語るものとなった」(佐藤忠男長谷川伸論』)

長谷川伸を読み直そうか、と思っています。それから、正岡容の『日本浪曲史』も。
でも、ほかのブログで書きましたが、やはり「落語」が好きなのです。




池田敏春監督の冥福をお祈りします。



『人魚伝説』が好きです。