[ゲゲゲの女房]昨日のユーロスペースで。

slowlearner_m2010-11-21



昨日の舞台挨拶の最後は、渋谷のユーロスペースでした。
最後だということもあり、ユーロスペースということもあり、舞台挨拶は、とても和やかに行われました。映画に出演してくれた渡辺謙作監督や宇野祥平さん、『私は猫ストーカー』の原作者、浅生ハルミンさんたちもユーロスペースに駆けつけてくれました。

わたしたちの年代にとってユーロスペースは、いつまでも思い入れの深い劇場です。
そして、今でもインディペンデントの映画、映画会社にとって強い味方であると思います。ユーロは、いうなれば、映画におけるセレクトショップの草分けでしたし、今でもそうあり続けている数少ない劇場のひとつだと思います。

今回、『ゲゲゲの女房』を企画した時、強くわたしの背中を押してくれた人がいます。それが、ユーロスペースの北條さんでした。
その後、何かと相談にのってくれたり、プログラムが終わってからの劇場を制作時に使わせていただいたりしました。
よくクレジットをご覧いただくと、協力として、ユーロスペース、北條さんの名前だけでなく、ユーロスペースの映写スタッフの名前もクレジットされているのです。

わたしたちのような小さな映画を作る人間にとって、このような劇場からの協力、後押しは、とても心強いものですし、とてもありがたいものです。

ユーロスペースの皆さん、ほんとうにありがとうございました。
そして、これからもよろしくお願いいたします。





それから、ユーロスペースの音環境は、映画の音響を担当していただいた菊池信之さんが、『ゲゲゲの女房』使用に調整してくれたものです。わたしたちの映画には欠かすことのできない菊池さんの音の世界に耳をすませつつ、映画を楽しんでいただけたら、嬉しいです。





ゲゲゲの女房』の隣りでは、井土紀州監督の新作がレイトショーで上映中。こちらも是非。