安藤監督からのメール

slowlearner_m2010-10-06



朝起きてみると、早朝に安藤尋監督からメールが三通届いていました。
そこには、今相談している作品について彼が感じたことが書かれていて、まるでしりとりのように参考になりそうな本や音楽のことが書かれています。
いつものことながら、このメールが届くと、やっと彼とひとつの作品を考えはじめたような気がして、なんだか嬉しくなります。安藤監督は、たぶん酔っぱらっているのです。
今回は、ルースターズ原マスミさんの音楽のことが書かれていたり、河野裕子や近藤芳美の短歌のことが書かれたりしていました。
これは「われわれの」映画なのではなく、「ぼくらの」映画なんだ、という安藤監督の断言に何度頷いたかしれません。



安藤監督の『blue』の予告篇です。



海炭市叙景』の原作が、小学館文庫から発売になりました!
感慨深いです。是非読んでいただければ嬉しいです。



近藤ようこさんの『春来る鬼』(青林工藝舎刊)に収録されている「くらくら」です。
最近、かつて読んでいた漫画を読み返しています。そのきっかけは。この「くらくら」でした。久しぶりに読んだのですが、この短編は凄いと思います。すると、当時読んだ漫画や音楽のあれこれが甦ってきて次々読んでしまうのです。もう20年ぐらい過去の漫画たちですが…。