アキ・カウリスマキ作品が見たくなって…。
先日、『ゲゲゲの女房』のラッシュを見ていたら、無性にアキ・カウリスマキ監督の作品が見たくなりました。
実は、一番好きなのは『真夜中の虹』です。
この映像の中にも登場する車のキーについているオルゴール。
このオルゴールを回すと、インターナショナルが流れるのです。
ここで、いつも泣いてしまいます…。
武満徹さんのギター編曲によるインターナショナルも好きです。
声高なインターナショナルではなく、それは美しい小さな小さな音なのです。
『白い花びら』は、昔ベルリン国際映画祭で見ました。
主人公が飼っていた犬が、彼が去っていく車を猛然と追いかけ、そして追いつけないところで、やっぱり泣かされてしまいます。
『浮き雲』も大好きです。
どうしたら、こういう映画が撮れるのでしょうか…。
家のビデオを漁っていたら、ダニエル・シュミット監督の『今宵かぎりは…』のビデオが出てきました。
この映画がフィルムで見れたのは幸福です。