実家の猫たち

slowlearner_m2009-05-22



先日、実家にいた猫たちのことを書いたところ、両親がこのブログを読んでいてくれているらしく、父親がその猫たちの写真と、彼女たちのことを書いた手紙を送ってくれました。
なので、二匹を紹介したいと思います。


まず、キョンです。
キョンという名前でした。



彼女は20歳で亡くなりました。賢くて無口な猫でした。

キョンは老衰による腎不全でした。
一寸出掛けようとしていたら「出掛けないで」とゆうような顔をしていたので、お母さんが「どこにも行かないよ」と云って、2階でキョンを看病していたところ、安心したように息をひきりしましたが、私が呼ばれ「キョン!」と云ったら、「フウー」と大きく息をして、それが最後でした。
亡くなる前、1ヶ月以上病院に行くと、キョンにストレスがたまるので、家で毎朝、私が点滴をしていました。おとなしく点滴を受けました。本当にかわいい良い猫でした。


こちらは、キョンの娘のロクです。
女の子なのにロクという名前でした。


ロクは後で知りましたが、生まれながら心臓に障害があった様です。亡くなる当日まで走りまわっていました。急に後脚が動かなくなり、片脚をひきづりながら帰ってきました。医者に診せたところ、脚の血管がつまっている様で、翌日まで様子を見ましょうと云う事で、帰宅したところ、2階にかけ上がり、自分が生を受けたところで息をひきとりました。
医者に云わせれば、普通ならば5年位の命だった様ですが、
こんなにこの病気で永く生きた例は無いと云われました。
とびっきりあまえん坊の猫でした。


ロクは、ゴロゴロ喉を鳴らしながら、フウーッと怒る猫で、いつも「どっちやねん」とからかっていたものです。
二匹とも柄が不細工で、可愛い奴らでした。


私は猫ストーカー』は、7/4(土)よりシネマート新宿でロードショー。その後、名古屋シネマテーク京都みなみ会館、広島・横川シネマ!!、新潟シネ・ウインドほかにて全国順次公開です。