『海炭市叙景』シナハン

slowlearner_m2009-04-05



昨日から、熊切監督と『海炭市叙景』のシナハンで函館に滞在していました。
製作委員会の委員長であるシネマアイリスの菅原さんや製作委員会の皆さんの案内で、市内を回ります。そして、原作者である佐藤泰志さんのお墓にお参りをしました。



わたしは一足先に帰京しましたが、監督は明日もシナハンで市内を回ります。



函館新聞の新目さんからいただいた函館山から見た日の出です。『海炭市叙景』の兄妹も、こんな朝日が昇るのを目にしたのでのでしょうか…。










収穫の多いシナリオハンティングだったと思います。函館山のロープウェイから、ドックを見たとき、一瞬ですが、自分なりに主人公の兄妹たちの姿が生々しく立ち上がってくるのを感じました。このシナリオハンティングで考えた事を反映させたシノプシスを熊切監督ともう一度練ってから、脚本を作りはじめようと思います。佐藤泰志さんが函館を舞台に作り上げた“海炭市”。そこに現在の“函館市”が折り込まれていくはずです…。

函館の皆さん、お世話になりました。ありがとうございました。


さて、渋谷ユーロスペースにてレイトショー公開中の山田広野監督『バサラ人間』。明日の活弁上映は、

クレイアニメ ピートト』(キャラクターデザイン/リリーフランキー)

猫ひろしそれでもボクはやってない

です。
お楽しみに!