鈴木卓爾監督も猫ストーカー

速報ですが、来週には蓮実重臣さんの主題歌の楽曲が聞けるようです…。
どんな主題曲になっているんでしょう。

アニメーション部分も進行中です。
大山さんと卓爾監督のやりとりが続いています。

昔々私は、ノートやクロッキー帳に描かれた、
安らいでいる犬が、ノートの上に絵としてありながら
毛なみが常に風にそよぎ、鼻をたびたびひくつかせる、
という動画表現をしたいなと考えていた事があったのですが、
奇しくも、今回のハルの夢のシーンの実作業におきまして、
まるでそのようなアニメーション時間が、実現しつつあるのだな
と驚きと感謝の気持ちをもって、メールを受け取らせていただきました。

これは、監督からのメールです。
以前、監督が高校時代に8mmで製作した『街灯奇想の夜』というアニメーションを見せていただいた事があります。絵を描いた紙が変わってしまったり、撮影する時に下の机が映ってしまったりするのも初々しいというより、ひとつの効果になっていて、少年のリリシズムみたいなものが結晶した、とてもいい作品でした。
山崎幹夫さんもおっしゃっていたようですが、鈴木翁二さんのマンガにとても近い感覚があるのです。
もっとも、その頃、監督は鈴木翁二さんのマンガは読んでいなかったようなのですが…。

さて、今日の猫ストーカー映像は、鈴木卓爾監督が撮影しました！
先日、『私は猫ストーカー』の撮影の地でもある谷中に『市川準監督のこと　追悼・市川準監督レトロスペクティヴ』のチラシ撒きに行っていただいた時に、撮って来てもらいました。
映っているのは、谷中の夕焼けだんだんの下で蹲っている野良（多分…）です。

監督、猫ストーカー成功です!