今日は、予告編大会です。

slowlearner_m2009-02-19


今日は、『buy a suit スーツを買う』のマスコミ試写会がありました。大勢のライターさんや編集の方に集って頂き、ありがとうございました。会場には、『buy a suit スーツを買う』に出演された砂原さんも来て、皆さんと一緒に『buy a suit スーツを買う』と『TOKYO レンダリング詞集』をご覧になっていました。ちょっと悲しみに包まれたようなマスコミ試写となり、観たいただいた皆さんとも、ゆっくりお話しすることができませんでした…。


人が亡くなると、その人が遺していったものから、生きているわたしたちは、いろいろなことを感じてしまいます。
でも、橋本泰夫さんが編集されたサウンドトラック集を聞いていると、寂しい感情を扱いながら、市川準監督は決してその感情を決して暗い調子ばかりで描いているわけではないことに気付かされます。

『buy a suit スーツを買う』と『TOKYO レンダリング詞集』を続けてご覧になった皆さんは、どのような感想をお持ちになるでしょうか。

今日は、予告編大会にしようと思います。


まずは、『トニー滝谷』の予告編です。



懐かしいです。
わたしが、初めて市川監督とお仕事をしたのが『トニー滝谷』でした。
今でも、好きだと言って頂くことが多い作品です。
続いて、『あおげば尊し』の予告です。



このお仕事の時には、市川監督から直接お電話をいただきました。
そして、遺作となってしまった『buy a suit スーツを買う』です。




こうして続けてみると、どの作品も、人の寂しさと、愛おしさについての映画なのだと思います。