まだ制作途中…でも、公開が決まりました!


浅生ハルミン原作、星野真里主演、鈴木卓爾監督作品『私は猫ストーカー』は、まだまだ制作途中…。大山さん、和田さんから、ラストクレジットのバックとなるアニメーションのコンテが送られてました。凄いです。というか、この予算で、こんなに贅沢していいのだろうか…これは、これでひとつの短編作品ではなかろうか、というようなコンテで感動しました。

音ロケも、まずは一日終了。監督と音響設計の菊池信之さんは、多くのことを話せたようで、机上の打ち合わせよりもずっと実りのあるものになったようです。現場の録音は清水修さんが担当し、菊池さんは別のお仕事で現場にいらっしゃれなかったので、今回の町歩きで、いろいろ考えを新たにされたようです。

「一つ一つの空間が独立して、根津に様々な空間を感じた方が面白く、ハルの世界が谷中という狭いけど、決して小さな世界ではなく、人が一人存在するにはとても大きな世界として描けたらいいと思いました。」

これは、菊池さんのメールにあった言葉です。
すごく嬉しい、そして重要な言葉です。ほんとうに…そんな世界観をもった作品になったらこんなに嬉しいことはありません。


音ロケ中、菊池さんも猫ストーカーしてました…。


さて、こんなふうに制作途中ではあるのですが、『私は猫ストーカー』の公開が決まりました!

7月、シネマート新宿にてロードショー!

その後、名古屋シネマテーク京都みなみ会館、広島:横川シネマ!!ほかにて全国順次公開!!

です!!


そして、今日は音ロケ中に出会った根津、谷中の猫たちをご紹介します。
ほとんどが出演者たち。いやいや、本当にお世話になりました。



ちなみに映像中、卓爾監督とすれ違った猫の名前は“ガーネットちゃん”だということが、発覚しました。近所のおばちゃんによると“ガーネット”は呼びにくいので、“ガーちゃん”と皆呼んでいるそうです。
それから、小料理屋さんの壁の穴を覗き込んでいるヤツがいました。「あいつはね、ああやってネズミを捜してるんだよ」と通りかかりのおじさんが教えてくれました。