『星を撒いた街』!

slowlearner_m2011-07-02



レンブラントの帽子』、そして『森崎書店の日々』でもこっそりオマージュを捧げさせて頂いた関口良雄さんの名著『昔日の客』に続く、夏葉社の第3弾は、上林暁の短編を山本善行さんが編んだ『星を撒いた街』です!



わたしは、渋谷のブックファーストで買いました。
美しい装幀、そして上林暁はずっと敬愛している作家のひとりです。
藤澤清造の『根津権現裏』の新潮文庫にもびっくりしましたが、今度は上林暁です。
夏葉社の島田さんが『海炭市叙景』を下高井戸シネマに見に来て下さった時に、今回の『星を撒いた街』のことをお聞きしました。

ひとり出版社である夏葉社の島田さんがお作りになる本は、彼の「何度も、読み返される本を。」という思いが伝わってくる特別な本だと思います。今の映画作りに欠けているのは、こういう姿勢なのではないかと自戒を込めて思います。


http://natsuhasha.com/