編集中！

震災直後に撮影していた作品は、まだまだ鋭意編集中です。今日は、その他に鈴木卓爾監督と『ゲゲゲの女房』も担当していただいた脚本の大石三知子さんと打ち合わせをしたり、懸案だった低予算の企画にGOサインが出たり…。
このブログを書いた後も編集の打ち合わせです。

ポール・グリモー監督とジャック・プレヴェールが作った『王と鳥』を最近よく見返します。

グリモー監督の短編を綴った『ターンテーブル』がDVDに入っていたのも嬉しくて、見返しています。『避雷計泥棒』とプレヴェールとの初顔合わせによる『小さい兵隊』が、とても好きです。
震災以来、特にプレヴェールの詩が、胸に来るのです。
そう言えば、『王と鳥』も『暗殺の森』と同じで、最初はテクニカラーで撮影された映画だ、と、高畑勳さんの『漫画映画の志』（岩波書店刊）に書かれていました。

これも何度も読み返す本です。