カサヴェテス!! ピーター・フォーク!!
今日は、前から夢と言っていた、ひとつの企画の実現を、ここでひそやかに発表したいと思います。
イレイン・メイ監督の76年の作品、ピーター・フォーク、ジョン・カサヴェテス共演の傑作『マイキー&ニッキー』の日本初上映が決定しました!!
嬉しいです。
来年の春には渋谷ユーロスペースで、みなさんにご覧いただけると思います。
この作品は、以前に『裏切りのメロディー』というタイトルで、レンタルビデオのみでリリースされていました。もちろん劇場公開はありません。わたしは、この作品がとても好きで…というのも、現在はオフィス・シロウズのプロデューサーである松田さんが、SWITCH編集部にいらしたときに作った『SWITCH SPECIAL ISSUE 映画監督ジョン・カサヴェテス特集 [アメリカに曵かれた影]』で、この作品の存在を知り、松田さんにビデオをお借りして見たのが最初でした…今までに3度この作品を追いかけましたが果たせず、今回やっと実現までこぎつけました。
提供は、弊社とオフィス・シロウズ、そしてカサヴェテスDVD-BOXを発売されたIMAGICA TV。そして、何より嬉しいのは、まだご健在のイレイン・メイ監督のご協力でニュープリントでの上映が実現したことです。まずはフランス版の予告編をどうぞ。
2007年のカンヌ国際映画祭でも上映されたのですね。
組織から命を狙われるニッキー(ジョン・カサヴェテス)と、同じ組織に関係する幼なじみのマイキー(ピーター・フォーク)。その一夜を描いた作品は、ほぼ全編、ジョン・カサヴェテスとピーター・フォークの二人芝居と言っても過言ではなく、70年の『ハズバンズ』と74年の『こわれゆく女』の後に位置するすばらしい作品だと思います。
フィルムは、これから輸入されます。公開までの刻一刻を、このブログで皆さんにもお伝えしようと思います。
そして、『ゲゲゲの女房』も上映される第32回ぴあフィルムフェスティバルでも、カサヴェテス特集があります。
お楽しみに!!