明日は銀座シネパトスでトークショー。

slowlearner_m2010-06-13



明日は、大谷昭宏さんをお迎えして銀座シネパトスで『BOX 袴田事件 命とは』トークショーがあります。
大谷さんに、この映画を中心に“袴田事件”と“裁判員制度と冤罪”について語っていただこうと思います。
皆さん、是非いらして下さい。

<第1回トークイベント>


■日時:6月14日(月) 19:30〜19:50(19:30の回上映前) 
■会場:銀座シネパトス 
中央区銀座4-8-7先 三原橋地下街 TEL:03-3561-4660


トークテーマ:裁判員制度と冤罪について

■ゲスト:大谷昭宏氏(ジャーナリスト)

<プロフィール>
1945年東京生まれ。早稲田大学政経学部卒業後、読売新聞大阪本社入社。約7年間にわたり社会面コラム『窓』欄を担当したのち退社。その後、大阪に事務所を設けてジャーナリズム活動を展開している。現在、テレビ朝日「スーパーJチャンネル」「やじうまプラス」「スーパーモーニング」等の番組にコメンテーターとしてレギュラー出演中。


明後日はユーロスペーストークショーです。

<第2回トークイベント>


■日時:6月15日(火) 18:30〜18:50(18:30の回上映前)
■会場:渋谷・ユーロスペース
東京都渋谷区円山町1−5 Q−AXビル 4F  TEL:03-3461-0211


トークテーマ:「袴田事件」と冤罪被害について

■ゲスト:菅家利和氏(「足利事件」冤罪被害者)

<プロフィール>
1946年栃木県足利市生まれ。足利市立第二中学卒業後、メリヤス工場、金物店など職場を転々。78年に保育園のバス運転手になる。91年12月、4歳女児殺害事件の容疑者として逮捕される。93年7月、宇都宮地裁無期懲役判決、2000年7月に最高裁無期懲役刑が確定。02年12月の再審請求が08年2月に棄却されたが、高裁での即時抗告審でDNA型再鑑定を実施し、不一致が判明。09年6月に釈放され、10月再審公判が開始。10年3月26日、無罪判決が確定した。


昨日、そのユーロスペース新井浩文さんも出演されている大森立嗣監督の『ケンタとジュンとカヨちゃんの国』を見てきました。



大森監督には、役者として『海炭市叙景』にも出演していただきました。


大森立嗣監督の作品は好きです。『ゲルマニウムの夜』も好きでした。彼は彼にしか撮ることのできない映画を撮り続けていると思います。大森作品には、もしそれがたとえ未熟な考えであったとして、大森監督が自分で考え、そして映像として試行錯誤し、彼が何を愛したかの結果が映っていると思います。とても大切なことだと思います。『ゲルマニウムの夜』『ケンタとジュンとカヨちゃんの国』そして次回作と続けてみることに意味がある映画監督だと思います。




松田翔太さん、高良健吾さん、安藤サクラさん、新井浩文さん、宮崎将さん、柄本佑さん…若い俳優たちたとてもいい作品です。サクラさんには『俺たちに明日はないッス』『トルソ』に出演していただきました。宮崎将さんは『私は猫ストーカー』と『ゲゲゲの女房』、柄本佑さんにも『ゲゲゲの女房』に出演していただきました。みんな、これからの日本映画を支えていくだろう、とても優れた俳優たちです。



見終わると、音楽の大友良英さんの素晴らしいアレンジによる岡林信康の「私たち の望むものは」(歌/阿部芙蓉美)が頭の中でグルグルします…。
皆さん、是非ご覧になってください。