フィルムオールでした。

slowlearner_m2010-04-30



今日は、佐藤泰志原作、熊切和嘉監督作品『海炭市叙景』のフィルムオールでした。
この作品は16mmで撮影しましたので(完成は35mmです)、デジタル上で編集したものにあわせて16mmのポジを繋いで、それを今日通してみるのです。





久しぶりにお会いしたスタッフの稲川さんがおどけます…。


やはり当然のことながらフィルムで撮ることとデジタルで撮ることには圧倒的なちがいがあります。おそらくは映像の持っている世界観がちがうのでしょう。どちらがよいと言っているのではありません。しかし、すべてが、撮影も上映もデジタルになってしまうことには、やはり危機感があります。
16mmの画面は、何か頬擦りしたくなるような愛おしさです。



ポジ編集をしたシネマサウンド・ワークスの編集室。



16mmの『海炭市叙景』のフィルムです。



帰りに花園神社の横を通ると、唐組の赤テントが…。



東京は今日も普請中です…。


5/3から鈴木卓爾監督は『私は猫ストーカー』を持ってチョンジュ国際映画祭へ出発です。チョンジュはよいところです。楽しんで来てくれるとよいのですが。


BOX 袴田事件 命とは』の公式HPもリンクを除いてアップしました。是非ごらんいただければ幸いです。

http://www.box-hakamadacase.com/