いよいよ28日まで!

slowlearner_m2009-08-22



シネマート新宿、渋谷ユーロスペースで絶賛上映中の浅生ハルミン原作、星野真里主演、鈴木卓爾監督作品『私は猫ストーカー』。
いよいよ28日までの上映となりました!


シネマート新宿 http://www.cinemart.co.jp/theater/shinjuku/
ユーロスペース http://www.eurospace.co.jp/


是非ご覧いただければ嬉しいです!!



ちょっと嬉しい感想が、この方のブログに書かれていました。

http://d.hatena.ne.jp/tokumeiman/20090821/p1


昨日、『大地と自由』の動画をアップしたら、急に思い出してYOU TUBEでタヴィアーニ兄弟の『アロンサンファン 気高い兄弟』という73年の作品の動画を調べてみました。



あったあった。エンディングです。
この作品は、その昔、俳優座シネマテンという、六本木俳優座劇場でお芝居が終わった後、21:45から映画を上映している会社いた時に映写しました。

音楽は、エンニオ・モリコーネ。主演は、マルチェロ・マストロヤンニ

“気高い兄弟”という名前の革命結社を舞台とした映画なのですが、マストロヤンニが演じる男の裏切りによって、彼らは次第に追いつめられていきます。味方だと思っていた農民たちに追いつめられた彼ら。絶望した一人は制止を振り切って、目を閉じて、農民たちに銃を撃ちます。すると農民たちの中で、一人の若い娘が倒れるのです。
何度もこの映画の映写をしたのですが、このシーンでいつも涙がこぼれました…。モリコーネの音楽もとても好きでした。

YOU TUBEにあったエンディングは、アロンサンファンに「われわれは農民と合流した」と言われ、裏切ったにも関わらず、彼ら結社の象徴である赤いシャツをとりに帰ったフルヴィオが、軍に銃で撃たれるシーンです。ひとりの日和見主義者によって美しいはずの理想は悲劇的な結末を迎えたのです。ビデオは出ていたかもしれませんが、DVDはもちろんありません。もう一度見たいです。サントラだけでも欲しいな、と時々思います。


アンドレ・マルローが監督した『希望』や大好きなジム・トンプスンが原作の『アフターダーク』なんかも映写していて好きでした。当然ながらDVDは出てません…。



アフターダーク』です。


最も想い出深いのはラシド・ヌグマノフ監督のカザフスタン映画『ワイルド・イースト』なのですが、これまた当然のことながらDVDはありません…。