たまには猫の話

slowlearner_m2009-04-27



いつも告知がらみばかりではなんなんで、たまにはうちの猫の話を書いてみようと思います。
今、わが家には猫が一匹います。
もちろん借家なので、引っ越しをするは大変です。
修繕の問題もありますし、何より猫可の物件を探すのが大変です。犬はよくても猫はダメという借家も多いのです。

猫を飼うつもりはありませんでした。
確かに実家には猫も犬もいて、どちらも大好きなのですが、東京の独り住まいでは、仕事で留守をすることも多く、そのころの気持ちとしても、命のあるものを引きうける感じではなかったのです。

ある日、家の前の路地を歩いていると、片隅に鼠くらいの大きさの白いものがモゾモゾ動いています。よく見ると、猫の赤ちゃんでした。まだ目も開いていません。確かに、その辺りは野良猫の多い場所でした。近所の人に聞くと、野良猫のお母さんが子供をくわえて移動中に驚かされて、落としていったとのこと。

拾って、近くの獣医さんに、どうしましょう、と相談すると、ニッコリ笑って猫ミルクを手渡されました。

それ以来、猫はわが家にいます。


小さい頃は、こんな感じでした…。


もっとも目が開いていない頃は、トートバックに入れて、打ち合わせと打ち合わせの間に公園に行って、おしっこをさせ、うんちをさせて、ミルクをやり、また次の打ち合わせへ、なんてもこともやっていました。ほ乳器の飲み口を噛み切って、飲み込んでしまい、仕事を放り出して獣医へ走ったこともありました。

目が開いた時は、ちょっと感動しました。
というか開かなかったらどうしよう、とハラハラしていたのでした。
なんだか目が開いて、初めて見たのがオレでごめんね…という感じです。


さて、久しぶりに猫ストーカー映像をアップしてみました。通勤途中の道にいる野良たちです。



浅生ハルミン原作、星野真里主演、鈴木卓爾監督作品『私は猫ストーカー』は、7/4(土)からシネマート新宿にてロードショー。その後、名古屋シネマテーク京都みなみ会館、広島・横川シネマ!!ほかにて全国順次公開です。