カラコレ終了！

浅生ハルミン原作、星野真里主演、鈴木卓爾監督作品『私は猫ストーカー』は、完成に向けてほんとにラストスパートです!!　昨日は西川口にあるスキップシティで、撮影のたむらまさきさんとカラコレでした。編集からはじまる仕上げの段階はとても好きです。たむらさんが、これまでよりも時間をかけて映像を調整していきます。時にはちょっと遊びを入れながら。詳しくは言えないのですが、その“遊び”が、どのような効果を生んでいるか、絵だけでなく音と絡んで、どのような印象を見る人にもたらすのか、とても楽しみです。

気付かないかもしれません。
でも、それは確実に見る人に影響を与えるような“遊び”でした。

スタジオでのカラコレ風景です。

夜、カラコレを終えて、音楽の蓮実重臣さんのスタジオへ、卓爾監督とサウンドトラックを聞きにいきました。行きしなに蓮実さんに教えていただいた、“さくら”と出会いました。

あるお宅の玄関にじっとしていました。

蓮実さんの音楽は、完成度が高い傑作でした。
映画の世界がぐんぐん広がっていきます。それでいて、その音楽がつくと、どこかユーモラスなのです。
深夜の帰り道。道端にレコードがたくさん捨ててありました。何があるのかと思って、監督と見てみると…。

『猫二枚目』…。
多分、猫というバンドの二枚目のアルバムなのですね。
寡聞にして、わたしはこのバンドを知りません。でも、『私は猫ストーカー』のサウンドトラックを聞いた後で、『猫二枚目』なんてね…と二人で笑って。そのアルバムをいただいて帰りました。
特に意味はありません。
でも、なんだか奇遇です…。