しばしお待ちください。

オールラッシュを経て、鈴木卓爾監督作品『私は猫ストーカー』は、どうしても直したい修正点を若干、修正。明日からは、音をめぐる次の段階に入ります。

さて、3/21(土）〜27(金)の一週間、市川準監督の追悼上映が、渋谷ユーロスペースで開かれます。
市川監督とはご生前、『buy a suit スーツを買う』の上映がユーロスペースで決定した際に、劇場からの提案もあって市川監督のCMを含めた“市川準全仕事”的な上映にしようという話をしていました。
監督も、やってみたい、というふうにおっしゃっていたのですが、それが追悼上映という形になり、とても残念でなりません。

企画は、市川準事務所／ユーロスペース／スローラーナー
後援として、市川準監督お別れの会 事務局

となっています。

上映作品の交渉は現在進行中。
メインは市川監督の映画のフィルム上映となりますが、サブ企画としてCM作品のご紹介、そして市川作品の関係者のトークショーをまじえ、監督のお仕事の全貌をうかがうことができる上映にしたいと考えています。ラインナップの発表まで、もう少しお待ちください。

また、前にもこのブログでお伝えしましたが、2月24日には、河出書房新社から市川準監督の初の本格的な書籍となる『市川準』が発売されます。詳細は、こちらから。http://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309019079

今日の写真は、12月に開かれた市川準監督お別れの会での遺影です。
写真を撮影されたのは、広川泰士さん。
広川さんは、私もご一緒させていただいた『トニー滝谷』で撮影も担当されました。