2012-10-07 菊池信之さんの音 日々 最近、『夏の終り』を見返して思ったことですが、菊池信之さんの作る音は、作品を完成させず、永遠に未完成にするような音だな、と。 もちろん誉め言葉です。 もちろん菊池さんは、作品を完成させようとしているわけですが、まだまだこの先があるのだ、と言わんばかりのところがあって…。 誤解を招きそうですが、ひとつの作品の音を追求していく菊池さんの真摯な姿勢が音から伝わってくるようなのです。 だから素晴らしいのだな、と。 『かぞくのくに』も菊池さんの音です。