ピーター・フォークが…。

ピーター・フォークが、亡くなってしまいました…。
今日から、名古屋シネマテークでは、『マイキー&ニッキー』の上映が始まり、昨日は、震災と公開がぶつかってしまったので、渋谷ユーロスペースで再上映しようと日程の調整をしていたところでした。名古屋のスタッフとも電話で話したのですが、図らずも追悼上映になってしまい…見ていただきたい反面、複雑な想いです。
ピーター・フォークと言えば、やはり「刑事コロンボ」でした。大好きでした。
そして、映画を多く観るようになって、コロンボだけでない俳優としてのピーター・フォークの魅力に気付いていきました。忘れ難い作品は多くありますが、やはりカサヴェテスとの関係には、特に魅了されました。『マイキー&ニッキー』も、SWITCHのカサヴェテス特集がなければ、わたしはであっていなかったかもしれません。

渋谷ユーロスペースでの再上映は、

8/6〜 レイトショー

での上映となりました。
追悼上映となってしまいましたからではありませんが、イベントも行いたいと思います。そして、やはり数多くの方に、この作品とコロンボだけでないピーター・フォークを楽しんでもらえれば、と願っています。

Twitterを見ていたら、名古屋シネマテークでの上映にふれ、ある方が、天使のピーターが名古屋シネマテークに紛れこんでいるかも、と書いているのを見付け、ちょっと涙がこぼれそうでした。
ピーターの映画が、今日この日に公開されている劇場は、世界中でも、そんなには多くないはずです。だから、きっと彼はいるのではないかと、そう思ったのです。