片山健のいる街角

slowlearner_m2011-04-16



毎年毎年行こうと思っていて、ドタバタと忙しさに紛れているうちに忘れて行きそびれてしまう展示があります。
幾つかそういうものはあるのですが、吉祥寺のトムズボックスで毎年開催される、敬愛する絵本作家のひとりである片山健さんの展示もそのひとつです。例年4月に開催されていると思うのですが、ふと、いつだっけ、と思って調べると、いつも終ってしまっているのです。
今年は吉祥寺で映画の撮影をしていた、というのもあるのですが、忘れずに今日駆けつけました。
最初に片山さんの絵に触れたのが、なんであったかはよく覚えていません。
『美しい日々』も持っているのですが、絵本作家となった片山さんも大好きです。
ある炉端焼き屋さんの3Fの部屋で、片山健さんの絵に出会って見惚れたこともありました。
もちろんそこには片山さんの絵だけでなく、タイガー立石さんの絵が襖になっていたし、階段をあがったところに斎藤隆さんの絵が飾られていて、そんなふうに絵と“暮らしている”お店のご主人を尊敬しているし、そこで食事ができたのは至福な時間でもあったのです。



片山さんの絵がある街角というのは素敵だな、と。



池にオタマジャクシが。
いろいろなことがありますが、春なのです…。