クランクアップしたばかりですが…。

slowlearner_m2011-03-29



クランクアップしたばかりですが、今日夏にクランクインする作品の打ち合わせをしました。
作りたいと思います。
しかし、これは絵に描いた餅なのでしょうか…。
どうやって現場を作って行くのか、考えなければなりません。
そうブログを書いている間も揺れています。
余震が止まりませんね。



青山南さんの『旅するアメリカ文学 名作126』(アクセス・パブリッシング刊)を読んでいます。青山さんには『ホテル・カリフォルニア以後―アメリカ同時代を読む 』(晶文社刊)という名著があって、ことあるごとに読み直します。



イーグルスには何の思い入れもありませんが、ホテル・カリフォルニアだけは、たまに聞きたくなるときがあります。

暗い砂漠の高速道路で、涼しい風が髪をなびかせる
コリタスの温かい匂いが、あたりに立ち上ってる
頭を上げて見る彼方に、私は輝く光を見つけた
頭が重くなり、視力がかすんできたので
夜を過さなければならない
彼女が入り口に立っているところで
私は礼拝の鐘を聞いて
そして私は自分自身のことを考えた
「これは天国か、それとも地獄かもしれない」
すると彼女はろうそくを灯し、私に行き先を示した
廊下をおりるとの声がした
私は思った、彼らがこんなふうに言ってのが聞こえたと…


ようこそホテルカリフォルニアへ
なんて素敵な所
なんて素敵な所
なんて素敵な顔
ホテルカリフォルニアの部屋の豊富です
年中無休で
年中無休で
あなたはここで見つけることができます
あなたはここで見つけることができます


彼女の心はティファニーのねじれ
彼女はメルセデスの曲線を持っている
彼女は多くのかわいい、かわいい男の子を持っている
彼女が友人と呼んでいる
彼らは中庭でダンスを踊っている
甘い夏の汗
何人かは思い出すためにダンスを踊る
何人かは忘れるためにダンスを踊る


さて、私はボーイ長(給仕長)を呼んで頼んだ
「ワインを持ってきてください」
彼は言った
「私たちは1969年以来のスピリット(魂)をここには置いていないんです」
そして、まだ彼らの声が遠くから呼んでいる
あなたは夜中に目を覚ます
ほら聞こえるだろ、彼らが言っていることが…


ようこそホテルカリフォルニアへ
なんて素敵な所
なんて素敵な所
なんて素敵な顔
彼らはホテルカリフォルニアで生きてくのさ
なんて素晴らしい驚き
なんて素晴らしい驚き
あなたのアリバイを持ってきて


天井のミラー、
氷の上のピンクシャンパ
そして彼女は言った
「私たちはみんなここの囚人、私たちが作り上げた所」
そしてまた、支配人の部屋に、
彼らは祝宴に集まった
彼らは磨かれたナイフでそれを刺す
でも、彼らは獣を殺すことはできない


私が覚えている最後のこと、
私はドアに向かって走っていた
私は私が前に居た場所への通路を見つけなければならない
「リラックスして」と夜警の男たちは言った、
私たちは補助のための要員です。
あなたは、好きな時にチェックアウトできます、
しかし、あなたは二度と立ち去ることはできません!


こんな詩なのです。