また静かな日々が…。

怒濤の5月を終えて、静かな日々が帰ってきました。
ゆっくりといろいろなことを考えたいところですが、溜まりに溜まっていたデスクワークに追われます。
まずは、ある小さな企画のためのパイロット版を作ります…。
それから、地方の劇場の方とお話ししていると、プリンターが壊れ…いやはや。『BOX 袴田事件 命とは』は、思いがけずいろいろな映画館の方からお電話をいただきます。嬉しいことです。

それでもちょっとだけ本屋さんを覗くと、なんとトマス・ピンチョン全小説が新潮社から刊行されるというパンフレットが！

楽しみです。スローラーナーという事務所の名前は、トマス・ピンチョンの初期作品である『スロー・ラーナー』からのイタダキです。「のろまな子」という意味合いも好きで、この名前にしたのですが、かつて陣野俊史さんと「なんか恥ずかしいな」「恥ずかしいですよね」という会話をしたのを覚えています。しかし、この名前も随分と長く使わせていただきました…。