菊池スタジオで音の打ち合わせでした。
毎日よく晴れていて、気持ちがいいです。
お正月が近づいて、家の回りが、少し静かになったような気がします。
さて、浅生ハルミン原作、星野真里主演、鈴木卓爾監督作品『私は猫ストーカー』は、この後は、大津・滋賀会館シネマホール、シネマテークたかさき、那覇・桜坂劇場での上映があります。
大津・滋賀会館シネマホール 12/26〜1/11 http://www.rcsmovie.co.jp/shiga/
高崎・シネマテークたかさき 1/9〜 http://takasaki-cc.jp/
那覇・桜坂劇場 2/27〜3/5 http://www.sakura-zaka.com/
是非ご覧いただければ幸いです。
今日は、日向朝子監督と音響の菊池信之さんのスタジオで音の打ち合わせです。
これから編集が終わった作品の音を仕上げていきます。
今日が第1回目の打ち合わせになります。菊池さんと助手のHくんが音を構成した作品を最初から通してみて、全体の音構成に関して打ち合わせました。
見て驚いたのは、ちょっと個人的なことになるのですが、映像だけでは分からなかった、夜になると人がいなくなる繁華街に暮らしている感じがとてもよく出ていたことです。
日向作品のヒロインは、神保町の古本屋さんの2階で暮らしています。わたしも、子供の頃、浜松の駅前の繁華街で暮らしていて、そこは夜になると人がいなくなって、繁華街の夜は、なんだか寂しいような、やるせないような、自分以外には誰もいないような、住宅地や田園地帯で暮らすのとは、また違った静けさと寂しさがあるのです。
それが、菊池さんの構成した音から伝わってきて、小さな頃の記憶が五感に甦ってくるようでした。
都会で暮らすご近所さんです。
よいお年を！
『黄金の馬車』も大好きです。
