愛の小さな歴史
浅生ハルミン原作、星野真里主演、鈴木卓爾監督作品『私は猫ストーカー』は、この後は、松山・シネマルナティック、大津・滋賀会館シネマホール、シネマテークたかさきでの上映があります。
松山・シネマルナティック 12/7〜11 http://movie.geocities.jp/cine_luna/
大津・滋賀会館シネマホール 12/26〜 http://www.rcsmovie.co.jp/shiga/
高崎・シネマテークたかさき 1/9〜 http://takasaki-cc.jp/
是非ご覧いただければ幸いです。
日向朝子組は、今日も編集の直しです。おそらく、これが最後の直しになります。
港千尋さんがお書きになった『愛の小さな歴史』(インスクリプト刊)が刊行されました。
アラン・レネ監督とマルグリット・デュラスによる『二十四時間の情事』=『ヒロシマ・モナムール』の主演女優エマニュエル・リヴァが、広島滞在中に撮影した写真、そしてリヴァ本人との出会いから、『ヒロシマ・モナムール』の生成過程に分け入り、映像と時間、記憶について考察していく、小さな美しい本だと思います。
「カメラは掌のなかの夜である。」
一行目から引きずり込まれます。
港さんの本が好きで、『群衆論 20世紀ピクチャー・セオリー』『注視者の日記』など何度も読み返す本です。
『愛の小さな歴史』も、何度も読み返す本になりそうです。
同じインスクリプトから昨年刊行された港千尋+マリー=クリスティーヌ・ドゥ・ナヴァセル:編 エマニュエル・リヴァ:写真による『HIROSHIMA 1958』です。素晴らしい写真集です。