林哲夫さん
浅生ハルミン原作、星野真里主演、鈴木卓爾監督作品『私は猫ストーカー』は、この後は、松山・シネマルナティック、大津・滋賀会館シネマホール、シネマテークたかさきでの上映があります。
松山・シネマルナティック 12/7〜11 http://movie.geocities.jp/cine_luna/
大津・滋賀会館シネマホール 12/26〜 http://www.rcsmovie.co.jp/shiga/
高崎・シネマテークたかさき 1/9〜 http://takasaki-cc.jp/
是非ご覧いただければ幸いです。
月の初頭、この頃の楽しみに書評誌漁りがあります。
本屋さんのレジの近くに各出版社が出している書評誌が並びます。
無料で配布している店が多いので、今月はどんな本が出版されるのかを知るのが楽しみで、幾つか貰ってくるのです。
今日、筑摩書房から出ている書評誌「ちくま」の12号を近くの本屋さんから貰ってきました。表紙の林哲夫さんの絵も良くて、楽しみにしているのです。
すると、表2に掲載されている林さんのエッセイ「ふるほんのほこり」の今回のタイトルは「猫伝」となっていて、「古本屋に猫が似合う。…猫の老獪さ、あの目の鋭さ、底知れぬ感じが、時を経た古書の妙味に通じる」という文章から始まるエッセイの中で『私は猫ストーカー』についても触れられていました。
ブログにも苦言も含めて『私は猫ストーカー』に触れていただいて、嬉しいです。http://sumus.exblog.jp/
「実在する古本屋で撮影されたのだが、映画ではレジ横の特等席にまるまる太った猫が鏡餅のようにデンと鎮座していた。、その姿が今も目に焼きついて離れない。」
林さん、『私は猫ストーカー』を見て下さったのですね。実は、日向朝子監督との今回の作業も林さんのデッサン集『読む人』(みずのわ出版)を参考にするところから始まったと言っても過言ではありません。
http://www.mizunowa.com/book/book-shousai/yomu.html
書店で見つけたら是非「ちくま」を手に取ってみてください。
「ちくま」と言えば、原作の浅生ハルミンさんがWebちくまで「猫の目通信」を連載中です。