日向組は小道具打ち合わせ

slowlearner_m2009-10-02



東京は、数日雨がちな日々です。
体は正直なので、こう雨の日が続くと首がちょっと痛いです。



今日のご近所さん。



雨を避けて、非常階段の雨が降り込まない位置に移動です。

日向朝子組は、今日は小道具打ち合わせ。
助監督のKくんとKくん、日向監督が額を寄せあっていました。


わたしはわたしで打ち合わせ続き。
帰りの駅でも関係者とばったり。駅が同じなので、そのまま夜遅くからの現況報告会となりました…。


最近はデニス・ルヘインを読んでいました。
ルヘインは、イーストウッドが監督した『ミスティック・リバー』の原作者です。私立探偵パトリック&アンジーシリーズ『スコッチに涙を託して』『愛しき者はすべて去りゆく』も面白かったのですが、ハヤカワ・ミステリ文庫から出た“現代短篇の名手たち”シリーズの一冊『コーパスへの道』がとてもよかったです。



ルヘインの作品の後ろには、どの作品にも残酷なトラッシュ・ホワイトの現実が横たわっているように思えます。エンタテインメントにおいてトラッシュ・ホワイトを描くこと。特に『コーパスへの道』に収録されている「犬を撃つ」と「「グウェンに会うまで」には、ちょっと惚れました。アメリカ映画は、かつてそういうことが凄く上手かったのだと思います。例えばロバート・アルドリッチ監督の『カリフォルニア・ドールズ』なんかも、そんな映画の一本だと考えています。



カリフォルニア・ドールズ』の予告編。
傑作です!!