いろいろな感想と立川と神保町

slowlearner_m2009-06-10



そうこうしているうちに梅雨入りです…。
7/4(土)よりシネマート新宿にてロードショー、その後、名古屋シネマテーク京都みなみ会館横川シネマ!!、新潟シネウインドほかにて全国順次公開予定の浅生ハルミン原作、星野真里主演、鈴木卓爾監督作品『私は猫ストーカー』。


晶文社のHP http://www.shobunsha.co.jp/topics/

三省堂神保町本店のブログ http://www.books-sanseido.co.jp/blog/jinbocho/2009/06/71.html

そして、

立川オリオン書房のHP http://www.orionshobo.com/topix/story.php?page=3&id=508


でイヴェントの告知が始まりました!

なんとオリオン書房のHPには、ハルミンさんが描くパネラー3人の似顔絵がアップされています…。

読んでいただいたことのある方には「あのエッセイがどうやって映画に?」と驚かれる日々なのですが、古本屋さんと、路地の猫たちがたくさん登場する、それはそれは素敵な小さな映画が完成していて、私は心の中でいろいろな方たちに感謝と拍手を申し上げ、両国にある猫塚へお礼参りにも行きました。そんな感じの昨今です。どうぞよろしくお願いいたします。(浅生ハルミンオリオン書房HPより)


ネット上にも、こんな感想が…。

「速報 シネマグランプリ」 http://cgrandprix.blog42.fc2.com/

永島浩さんに書いていただきました。

小津安二郎、そして加藤泰。もとよりローアングルは日本映画のお家芸であるが、これが長編デビューとなる鈴木卓爾にもそのDNAが流れていると言ったら、少々褒めすぎであろうか?


嬉しいです。

トーキョーワッショイのHPにも
http://tkyw.jp/archives/9000000_kanno/20090605045437.php

チビトムも、ほかの猫も、一見、ハルたちに構われている存在のように見えるけれど、本当のところは、猫たちこそが、人間を観察しているのかもしれない。

だから、チビトムは、ああいう結論を選んだのかもしれない。

ひたすら猫を追いかけていて、幸せそうなハル。

大好きな本と、大好きなパートナーに恵まれて、幸せそうな古書店夫婦。

だけど、それは「ぱっ見」でしかなくて、彼女たちには、やっぱり、日常を送っていくためには、つきものの、いろんな「もやもや」があるのだ。

それらが垣間見えるとき、そこには必ず、猫がいる。

猫が見ているハルたちの人間模様が、スクリーンから、じんわりと、でも、生々しく、にじみ出てくる。

猫たちの目に映っている人間は、滑稽で、ずるくて、せつないほど不器用だ。


鋭い…。こんなふうに『私は猫ストーカー』を見ていただいたら、何も言うことはありません。


先日、素敵な『私は猫ストーカー』評を寄せてくれた日向朝子監督と打ち合わせの為に、神保町で待ち合わせ。すると、『私は猫ストーカー』のポスターを抱えた神保町の古本屋さん中野書店の中野さんとバッタリ。中野さんにご協力いただいて、40枚ほど神保町の古書店街にポスターを貼っていただいているのです。


中野書店のHP http://nakano.jimbou.net/catalog/index.php


日向朝子監督とは神保町を舞台にした映画を企画中。中野さんに、いろいろと案内していただき、神保町をウロウロ。面白くて感心することしきり。中野さん、ありがとうございました! さて、この不況をもろともせず、われわれの企画は離陸するでしょうか…。