浅生ハルミンさんの新刊が発売されました!
『私は猫ストーカー』の原作者である浅生ハルミンさんの新刊が発売されました!
題して、『猫座の女の生活と意見』。
エッセイ集です。
晶文社から発売されました。
詳しくは、こちらから。http://www.shobunsha.co.jp/sinkan2.html#sin-nekoza
猫と古本で人生はまわる。
猫座の女・ハルミンがおくる、驚きとくすくす笑いにあふれた暮らしの手帖。
水森亜土や鴨居羊子、藤竜也、憧れのくノ一、こけし、「おかんアート」や反・ナチュラル派宣言など、ハルミンの暮らしが垣間見れるエッセイ集。「ハルミン・ダイアリー」や「めまいのする古本相談室」を収録。
ハルミンさんからメールで知らせていただいたのですが、ハルミンさんも犀のマークがついた本が誕生したことに感慨深げでした。
そりゃあ、そうだ、と納得でお返事しました。
犀のマークとは、晶文社から出ている本についているマークです。
こんな感じです。
何を隠そう、私も晶文社ファンです。
晶文社の本には、思い入れがあります。
ウイリアム・モリスの研究でも知られる編集者・小野二郎さんや津野海太郎さんが編集し、デザイナーの平野甲賀さんが装幀する晶文社の本は、内容はもちろん、憧れでした。
小林信彦さんの『日本の喜劇人』も、レイ・ブラッドベリの『たんぽぽのお酒』も、リチャード・ブローティガンの『アメリカの鱒釣り』も、ナット・ヘントフの『ジャズ・カントリー』も、長谷川四郎全集も、ヴァルター・ベンヤミン著作集も、みんな晶文社の本でした。
晶文社の『日常術 平野甲賀[装幀]術 好きな本のかたち』は、とても影響を受けた、大切な本です。
本屋に行ったら、『猫座の女の生活と意見』と『帰って来た猫ストーカー』が並んで置いてありました。
『ベスト・オブ・谷根千』も一緒にありました。
読むのが、楽しみです。
おめでとう、ハルミンさん。