楽隊のうさぎ

slowlearner_m2013-06-29



『楽隊のうさぎ』が、だんだん出来上がっていきます。
生まれ故郷で撮影した作品ということもありますが、地元の中学生のみんなとの作業という初めての試みということもあり、自分にとっても大切な1本になりそうな気がしています。
編集は試行錯誤を繰り返しました。
これは今回に限ったことではなく、毎回映画を作るたびに、試行錯誤します。
そして、撮影したすべての素材を使用するわけではありません。苦労して撮影した映像を使わないのは、とても残念なことですし、いつも痛みが伴います。泣く泣く、という言葉がありますが、今回も本当に泣く泣く切ったシーンや、カットが幾つもあります。しかし、そうしなければ一本の映画をまとめ上げることが出来ない理由があって、そうしているのです。この決断には、いつも痛みと迷いを伴います。『楽隊のうさぎ』は、いつにも増して、そうだったかもしれません。しかし、決断せねばならないのです。